FXは客観的であれ

      2017/09/13

FXは客観的であれ

 

FXトレーダー達にとって、為替市場がいかに予測し難いものであるかを理解することは難しいものです。

新しいトレーダーは長い時間をかけてフォレックスのメカニズムを学ぼうとしますが、動向を予測しようとしながら進めていくうちに、市場の動向には何らかの法則があるのではないか、と考えるようになります。

 

しかし、実際にはそういった法則は存在しませんので、多くのトレーダーが、自分は不利な状況にいるのではないかと考えるようになってしまうのです。 取引をするタイミングの判断材料となる要素はたくさんあるのですが、多くのFXたちはあるひとつの要素に頼るようになってしまいます。

 

そうなると、取引の最中に、特定の指標のみに注意を払うようになってしまい、他の要素を重視しなくなってしまいます。 そして、その指標が思ったような働きをしていないと気がつくまで、凝り固まった対応しか出来ないという状況が続くことになるのです。

 

他の要素が、取引をクローズするべきだと示していても、お気に入りの指標しか見えておらず、その指標によれば取引を続けるべきように見えるため、結果として損失をだすことになりかねないというわけです。

 

ここでの根本的な問題は、このトレーダーが市場のありのままの状況を見ていないということです。

 

自分に都合の良いように指標をとらえてしまい、全体を考慮した予測ができなくなってしまっているのです。

 

その結果、利益を意識するあまり、市場よりもお金のことばかり考えてしまいます。 もしもフォレックスが予測可能なものであるならば、全てのトレーダーが常に利益をあげる事ができるようになるわけですから、それでは市場そのものが崩壊することになってしまいます。

 

動向を予測する指標となる要素はたくさんあり、そのどれもが、ある程度の基準となりうる中においては、経験の豊富なトレーダーでさえも予測に失敗することが多々あるのです。

 

市場の動向を読み誤って損失を出すといった状況は、FXにおいてはつきものですので、それを受け入れなければなりません。 さらに、多くの選択肢がない状況においては、一つの見方に凝り固まってはならないということを学ばなければなりません。

 

つまり、フォレックス自体が意志を持っているのだ、というように考え、トレーダーがその動向を操るのではなく、フォレックスの動向に合わせて対策していく、というような考え方を持つようにしましょう。

 

FXの指標 FXにおいて、これぞ、というただ一つの指標というものは 存在しません。 唯一のソリューションは、いろいろな指標を組み合わせて、ある期間のフォレックスの動向を最大限に予測することだけです。

 

そういったあらゆる指標の中で、トレンドラインと呼ばれるものがもっとも一般的で信頼のおけるものとして知られています。

 

三つのトレンドライン戦略 技術的に見れば、トレンドラインは動向をとらえて確認する上で重要な指標となっています。 トレンドラインは、複数のプライスポイントを結ぶラインで、そのラインの先の動きを予測する指標となるものです。

 

そうすると、上昇傾向の中に低いポイントを結んだラインと、下降傾向の中に高いポイントを結んだラインができあがります。 トレンドラインを大まかに識別するために、その性質から以下の三種類のトレンドラインに分ける事ができます。

 

ショートタームトレンドライン
一番最近の、上昇傾向においては二つの低いポイントを、もしくは下降傾向においては二つの高いポイントを結んだものです。 15分や30分といった、比較的短い時間枠の中で見られるトレンドラインです。

ミディアムタームトレンドライン
一方で、60分程度のより長めの時間枠の中で見られるものがミディアムタームトレンドラインです。 上昇傾向では現在に一番近い顕著に低いポイントと、その一つ前の低いポイントを結んだもの、そして下降傾向では逆に、現在に一番近い、顕著に高いポイントとその一つ前の高いポイントを結んだものです。

 

ロングタームトレンドライン
4時間から一日といったさらに長い時間枠の中で見られるものはロングタームトレンドラインです。 ミディアムタームトレンドラインと同様の手法をとります。 このロングタームトレンドラインは効果的なフォレックスの指標とされており、大きな組織のトレーダーが日単位の時間枠で捉えて利用しています。

 

日単位の時間枠によるトレンドラインを参照すれば、視覚的に価格の動向を認識・予測することができます。 しかし、FXにおいてトレンドラインを指標とするには、慎重に注意しなければなりません。 可能な全てのトレンドラインを参考にしていては、単に混乱を招くだけです。

 

ショートタームトレンドラインに完全に依存するのも良くありません。 ショートタームトレンドラインは、単に値動きの現状を示しているに過ぎず、一日の中で大きく崩れることがままあるからです。

ショートタームトレンドラインの目的はあくまで、現状を瞬間的に明確なイメージとして捉えることです。 より長い時間枠の中で、値動きが戻ってきているような場合は、他の指標を参照するのが良いでしょう。

 

 - FX

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。